Two points
mooring device
二点係留装置
ドローン二点係留装置
Mooring device
「三脚固定式ニ点係留装置」による
ドローン外壁点検安全運用のご提案
国道 高速道路 鉄道付近での外壁調査における安全飛行を可能にしました。
交通量の多い道路付近
高速道路付近
鉄道付近
ドローン外壁診断とリスク管理
交通量が多い一般道(図1)、高速道路、鉄道などその付近(道路、鉄道から30m以内)の建物のドローン調査を行う場合は、DID、目視外飛行、人物件30m以内・・の特定飛行で場所を特定した飛行の許可・承認が必要になります。
航空飛行マニュアル01遵守ですが、交通量が多い一般道、高速道路、鉄道などその付近(道路、鉄道から30m以内)の飛行禁止の記載はなく、
プロペラガード装着であれば、特に立入管理措置を行わなくても補助者をつければ飛行(診断)可能となります。
しかし航空法とは別に高速道路付近、鉄道付近に関しては、それぞれの管理団体に連絡し安全措置を行うことが必要となります。
そこでリスク管理に一役買うのが「二点係留装置」です。
「ニ点係留装置」による外壁点検安全運用技術
弊社が考える「三脚固定式ニ点係留装置」(図2)は、屋上と地上の2箇所を垂直にラインで固定し、そのライン間を係留した小型ドローン(Mavic3T限定)が飛行します。
二点係留とは、上下の 2箇所を固定していることで、墜落するとしても墜落箇所を離着陸箇所に誘導できるため、1点係留装置に比べてリスクが軽減されます。
そして立ち入り管理措置の範囲は、ドローン直下のおよそ1~2m以内で済むため歩道上の人の往来、道路の車の往来、列車の往来があっても国交省の特定飛行の許可・承認を得ずとも飛行が可能になります。
「三脚固定式ニ点係留装置」システムは、主に10階建の建物をメインとしたシステムで、屋上と地上の2箇所を
30m~40mの丈夫なラインで固定し、そのライン間(上下)を係留したドローンが飛行します。
移動式三脚にロッドを固定しているため、平らな屋上であれば一人で移動オペレートが可能になり(屋上の状況により人数は変わります)、その人的・時間的コストが削減され、
ドローン点検による省力化が期待されます。
図1
図2
ドローンによる外壁検査(可視・赤外線等)を行っている事業者の皆様
本システムを利用して十分な安全管理のもと
点検業務に専念していただければ幸いです。